縦のプリーツ

こういうパーティは、たいていの場合、ビュッフェ形式。ダイエット中の者には、日の毒なんてもんじゃない。決して足を踏み入れてはいけない場所である。しかし、キレイなお料理がいろいろ食べられるビュッフェパーティが大好きな私。「あそこの会社には、いつもお世話になっているし」r,′と、得意の自分と周囲を納得させる理由をつけて、出席をマルで囲んでしまった。さて、何を着て行こう。そうだ。『with』の取材のときに買い取らせてもらったジャケットにしよう。イッセイミヤケほどの数ではないけれど、ところどころ縦にプリーツが入っていて、ウエストがキューッと絞ってある、あのジャケット。

 

 

ほんとうに痩せて見えるもの。スタイリストさんって凄いと思った。ニット人生だった私は、自分ではゼッタイに買わない形だ。よく酵素ダイエットに叱られるのだが、本人、体の線を隠すつもりで着ているダボッとしたニットが、 一層、私を太って見せているようなのだ。しかし、ちょっと言い訳させてもらえば、大デプのときに、ウエストがしまったものやピチピチの服、ゴムではないスカートをはくことは、ずいぶん勇気のいることだった。一度は太ったことがある人なら理解してもらえると思うけれど、そんなもの着ようものなら、すぐにボンレスハムとかフランクフルトソーセージなるニックネームがつけられるだろう。要は、パンパンになってしまうのだ。そうそう、いまだから書けることなのだが、例の『with』の取材のとき、スタイリストさんが用意してくれたベッチンのスカート。サイズは怖くて聞いていないが、どうやっても入りそうにない代物だったのだ。この場は、ボケるほかに術はないと感じて、「これ、入らなかったりして……」という私に、スタイリストの大崎由子さんは、まったく動じず、「大丈夫。この生地、のびるから」と、おっしゃる。

 

酵素ドリンクの効果


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